なんて読むか知ってる?「氷川女體神社」で緑に癒やされる【緑区】

緑区にある「氷川女體神社」に参拝してきました。

名前に入っている「體」の字、初めて見る人はまず読めないと思うのですが、「氷川女體(にょたい)神社」と読みます。「氷川女体神社」とも書くそうです。

ここには日本神話でもおなじみの須佐之男命(スサノオ)の妻、奇稲田姫命(クシナダ)が祀られています。スサノオを祀る大宮の氷川神社を「男体社」として、こちらが「女体社」となることが名前の由来になっているようです。

ところで大宮の氷川神社といえば、埼玉・東京エリアに数多くある氷川神社の総本社。大宮という地名は、この氷川神社を「大いなる宮居」とあがめたことから来ているんですって!

緑に囲まれたパワースポット!

さて、話を女體神社に戻しましょう。この日はすぐ近くの「見沼氷川公園」に散歩に来ていて、たまたま見つけたのがこの神社。公園の傍を流れる見沼代用水の上に架けられた橋を渡って、階段をのぼると本殿が見えます。

氷川女體神社
本殿

境内はそこまで広くありませんが、立派な木々に囲まれて木漏れ日が最高に気持ちいい! クスやモチ、シラカシなどの木が植えられていて、県のふるさとの森に指定されているのだとか。まさか住宅街にこんなパワースポットがあるなんて…… 深呼吸したくなるような空間でした。

今回は見逃しましたが、社務所脇の椨(たぶ)の木にはクマそっくりの大きなコブがあって、ナニコレ珍百景に取り上げられたこともあるそうですよ。

本殿側から見た鳥居

正面の階段は結構急なので、ベビーカーや車いすの方は北側の坂道を使うと良さそうです。

神社で行われている年間行事は以下の通り。御朱印の記帳も行われています(受付時間など詳しい情報は電話でお問い合わせください)。

<主な行事>

 1月1日:歳旦祭

 2月18日:祈年祭

 5月4日:祇園磐船龍神祭

 7月31日:名越大祓い

 10月8日:例大祭

 11月23日:新嘗祭

 12月25日:かま〆頒布

https://www.stib.jp/info/data/nyotai.html

公園側には氷川女體神社の祭祀遺跡も

見沼氷川公園側に渡り、細い道を抜けると古い祭祀跡もあります。池に浮かぶ島のようになっていて、周りをカモたちが泳いでいました。

氷川女體神社祭祀遺跡
カモたちがいっぱい

こちら側は水辺が多いので、夏場は虫よけ対策しておいたほうがよさそう。

神社には駐車場がないので、車で来ている方はすぐ近くの見沼氷川公園の駐車場に停めて参拝している人が多いようです。公園から女體神社までぐるっとまわるルート、なかなか良い散歩コースでした。暑くなる前にぜひ~!

施設情報:氷川女體神社

・所在地:〒336-0916 埼玉県さいたま市緑区宮本2丁目17−1

・バスでのアクセス:JR武蔵野線「東浦和駅」よりさいたま東営業所行「朝日坂上」下車 徒歩10分

・電話番号:048-874-6054

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